前略 私は何者ですか?

2012年11月05日(月)【
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周囲で名刺ブームと言うか、名刺デザインがーって聞こえてくることも多かったりするのだけれども、フリーランスなんぞやってると、一定数の方は「肩書きに困る」と言う事象に遭遇したことないのかなぁって思うこともあるわけだ。

一言で「フリーランス」と言えば、分かる人は分かるんだけど、これは肩書きではないし、仕事において役立つ称号でもなんでもない。
要するに「一人でやってます」をかっこよく言ってるだけの話で、特別偉大なものでもなんでもあるまいて。

とは言え、やっぱり飯は食っていかなきゃならないので、与えられた仕事は何でもこなしますよ! ってなノリで、そこはかとなく色んな事していたら、業務の幅が広がりに広がって、いつしか「自分何やってんだろ?」ってなってしまうことも無きにしも非ず。

言い換えれば「何でも屋」になっちゃうこともあるわけで、それを是とするか非とするかは、業務環境だったり、目指しているものだったり、プライドの問題だったりで賛否はあるんだろうけど、出来ることならスキルは多いに越したことはないし、出来る範囲が広いほど仕事は取りやすいのも事実だ。あとは裁量の問題で、どの程度の範囲で仕事をするかによって変わってくるものだと思っている。

しかし、スキルが増えて、仕事量が増加していくにつれて、業務内容自体が当初と大きく違ってくることもあるわけだ。
まぁ、そう言う人もいれば、初志貫徹、一貫した業務で飯を食えている人もいるわけだから、一概にどうとか言えるもんじゃないけど、少なくとも自分は業務の範囲は結構広い部類だと思っているところがあったりして、考えるところもあったりするのだ。

「自分は一体何者なのか?」

今回はそう言うお話。

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基本は「印刷業」として

僕はDTP上がりのフリーランスと言うこともあり、原則として基本業務は印刷物のデータ作成と言うことにしている。

よって、書類関連で職業欄の業種の記入を求められるときは全て「印刷業」で統一している。
昔からある業種なので、こう書いておけば、後から具体的なことは? みたいなことは聞かれないし、僕が住んでいるところは地方の田舎と言うこともあって、もっとも分かりやすい職種ってこともあるので、そこら辺はあんまり迷わない。
フリーランスになって7年半、ずっと僕は書類上として「印刷業」である。

人に「何の仕事してるの?」と聞かれた場合も「印刷業です」と答えるようにしている。
理由は上記に同じ。何してるのか説明するのが難しい場合があったり、時間が限られていることもあるので、まずは分かりやすい肩書きを用意しておいて、そこから話が広がるようであれば、WEB製作もしていますとか、テキスタイル印刷なんかも請け負っていますなどと言うことはあっても、出だしは同じだ。

一回だけ「印刷機の維持大変ですねぇ」と言われて困ったことがあったけれども(持ってない)

実際にやっていること

僕の場合、基本をDTPとして、Tシャツプリントやステッカー作成、ポスターやのぼり旗も作る環境があって、その気になればいわゆる「痛車」用のステッカーも作ることが出来る。
それに加え、最近ではメイン業務となりつつあるWEBサイト製作や、ネットショップ構築、運営サポートやコンサルタント的なこと、必要に応じてチラシやWEBサイトで使用する長文原稿を代行作成するライティングなども行っているわけだけれども、これ全部をわかりやすい一言で語るとどうなるのかって考えると、適切な日本語は今のところ見つかっていない。

そもそもこれらを説明して伝わるかどうか怪しいので、主軸である「印刷業」であることに興味を持ってもらった場合のみ、話を広げる一環として用意しているスキル情報だったりもする。

仕事の幅が広いことはアピールしたいけれども、限られた時間の中で全てを紹介することも出来ない。なら、主軸になる一本だけはどうしても覚えていただきたい と言うことから、現在のスタイルに至っている。

名刺を作るときのこと

そろそろ今使っている名刺がなくなるので、新しい名刺デザインを考えたいなーって思っていて、デザイン案をこねくり回しているわけだけれども、以前は肩書き的な感じで

各種印刷物企画作成・テキスタイル印刷・ステッカー・WEBデザイン・管理・構築・サポート

などと入っており、どうにもゴチャゴチャしている。その前に至っては「ネットショップ構築・各種コンサルティング・ライティング」なども入っていたのだが、さすがに詰め込みすぎだろうと思って削ったものだ。

それらをもっと少なくしたいというか、あんまり詰め込みすぎても伝わらないだろうから、いっそ「印刷物企画作成」と「WEB関連各種」みたいな感じの2つに絞ってしまった方がスッキリするし、かえって明確に伝えやすいかな? と思っているところ。
実際はもっと考えてから作りこむだろうけど、あんまり記入する物が多くてもなぁ・・・って言う心境の変化程度はあったりもする。

で、結局自分は何者なの?

実際、僕は仕事が円滑に回り、十分な収益を上げらるなら肩書きはどうでもいいと思っているほうで、要するに自分の肩書きや業務内容が明確にクライアントに伝わればそれでOKみたいなところはある。
と言うより、それ以外の効果は求めていないし、自分は出来る職域の範囲内で仕事を貰えるなら、なんだって頑張る所存だ。
それでも、それでも思うことはある。

「もっと自分が何者かを明確にして、それを分かりやすく伝えられないか」

これって仕事を貰う現場や環境によって大きく変わってくるところだと思うんだけど、自分が何者であるかを限定することで得られる仕事もあれば、失う仕事もある。逆に広すぎては得られない仕事もあることは身に染みて思い知ったもので、言葉にするのは難しいけど、「なんでも屋」ではないが、「出来る事はする屋」だったりして、なかなか思い描く形を提示するのは難しい。

「WEBもやっちゃうDTP屋」なのか、「WEB屋に片足突っ込んでるDTP屋」なのか「Tシャツ屋さん」なのかなんなのかって、近しいように見えてどれも違う職域なもんだから、結局自分の本心はどこにあるのかわかんないまま、7年半が経過してしまったようだ。

ありがたいことに現在では仕事も多くもらえるようになり、なんとか生計も立てられるようになってきているのだけれども、これから先、自分がもう一歩進むには、確固たる自分のスタンスって言うか、現状の業務をしっかりと「言葉」に出来るようになる必要もあるのかなーと思ってみたりする32歳の秋だったり。

みんなはどんな肩書き持ってるんだろう。ちょっと(結構)気になったりする今日この頃。

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