あなたの作業が10秒くらい?早くなるかもしれないillustratorの小技

2013年07月04日(木)【
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Adobe_Illustrator_Icon_CS6

制作関連の仕事をしているほとんどの人が利用しているであろうAdobeのツールにおいて、僕はと言えば最も特化しているものがillustratorなワケだけれども、もう10年以上お世話になっているものでもあったりして、これが無ければ業務のほとんどが立ち行かないレベルにまでなってしまっている。

本格的に仕事として初めて使用したillustratorのバージョンは5.5。
そこから8→CS5→現在のCS6に至るわけだが、利用方法としては大して変わっているわけではなく、結局DTP業務のみであれば8で十分って言うのが本音なんだけど、時代には勝てぬ。
今では僕もAdobeCC利用者として今日もお仕事などしているわけだ。

とは言っても、前述の通り、バージョン5.5~8を使用していた時代とやってることはほとんど変わってなくて、今後も変わることは無いだろうって方法もいくつかあるものだ。

そんなわけで、今回はバージョン関係なく覚えておくと、作業がほんのちょっとだけ楽になるかもしれない小技的なtipsでも紹介してみようかと。
既に知ってる人は今回ここで解散ね!

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電卓を叩かなくても、オブジェクトのセンターにガイドを引く方法

例えば名刺を作るとき、一般的なサイズで言えば「横幅91mm 縦幅55mm」となるわけだが、この中央部分にガイドを引きたい!
と言う場合、センター位置は小数点を含んでしまう(横45.5mmと縦27.5mmが中央位置)。

計算しやすいものならいいが、そうでない場合は結構めんどうで、その都度電卓を叩いていたと言う経験のある人もいるかもしれない。

そう言う場合に覚えておきたいのは「数値を入れるボックス内では四則演算が出来る」ということだ。
詳しく解説すると、このような場合はダイレクト選択ツール(いわゆる白い矢印)を使うことになる。

direct01

ダイレクト選択ツールを使って名刺枠の移動させたい箇所だけを選択(この場合は左側縦線)すれば、その箇所だけ移動させることが出来るようになる。

四隅のアンカーが白い□になっていればOK(もしくは、移動させたいパス部分だけが黒い■でも可)。
この状態で「Enter(Macの場合はreturn)」を押す。

そうすると以下のボックスが出るはず。
オブジェクトの選択→Enter」でオブジェクトの移動ショートカットとなるので、知らなかった人は覚えておこう。

direct02

そしてここで、下記のように水平移動ボックスの中に入力

direct03

「91/2」って言うのは、「91割る2」のことで、エクセルに慣れてる人であれば説明する必要は無いんだけど、パソコン上では四則演算は「+(足し算)」「-(引き算)」「*(かけ算)」「/(割り算)」となるので、電卓叩くのが面倒な場合はこれらの記号を使ってボックス内で計算させれば自動で適用してくれるのでおすすめ。

そして入力し、左下の「コピー」をクリックすれば

direct04

無事中央にラインがコピーされた

同様に今度は上部の横線をダイレクト選択ツールで選択

direct05

同じくこの状態でEnterキーを押し、移動ボックスを出す。

direct02

今度は垂直方向に対して「55/2」と入力

direct06

これでセンター位置を把握することが出来るようになった。

direct07
やったぜ。

最後に、これをガイドラインとしたい場合は、ガイドにしてしまいたいオブジェクトを全て通常の選択ツール(定番の黒い矢印)で選択し、「ctrl(Macの場合は⌘)+5キー」でガイドラインに変更することができる。

direct08

こういうのは細かい移動や、小数点を含む移動が必要となる場合は結構使える小技なので、覚えておくとちょっと作業が便利になるかもしれない。

同じ動作を繰り返すショートカット

例えば、バラバラに散らばったオブジェクトのうちのいくつかに同じ動作をさせたい(同じ距離の移動、同じ倍率の拡大縮小など)をさせたい場合、一つ一つのオブジェクトを選んでボックスを開いてってすると結構面倒。
なので、このような場合は「ctrl(⌘)+D」のショートカットを使うと便利。

これは「先ほどの動作と全く同じことをしますよ」って言うコマンドで、例えば移動であれば、バラバラに散らばったオブジェクトをそれぞれ1cmだけ動かしたい場合、初回だけ移動ボックスを開いて「10mm」と指定し、適用させる。
以後は別オブジェクトを選択し、「ctrl(⌘)+D」によって、簡単に1cm移動させることが出来るようになる。

拡大縮小の場合も同様で、オブジェクトを80%縮小したいと言う場合は、初回だけ一つオブジェクトをボックス内で指定して、以後は別オブジェクトの選択→「ctrl(⌘)+D」でスムーズに80%縮小が出来るようになる。

ただし、拡大縮小の場合はオブジェクトの位置が変わってしまうことが結構あるので、既に位置が確定しており、移動することは無いと言う場合は面倒でもボックスを開いた方が安全かもかも。
とりあえずオブジェクトを作り(配置し)、均等に拡大縮小させたい場合に使うって感じになるかもしれない。

画像用意するのも良かったけど、面倒なので一度実際にやってみてくだしあ。
体験してみるのが一番だと思う。

カーニング・トラッキングをサクっとキめる

文字間や行間を広げる、狭くするときに多用することになるカーニングとトラッキングも、文字指定のボックスから簡単に出来るのだけれども、細かい微調整ならともかく、ざっくりと変更したい場合なんかは数字を打ち込むのが結構面倒。

そんな時は「Alt(Macの場合はoption)+↑→↓←キー」が便利。
文字オブジェクトを選択し、上記のショートカットキーを適用させることで、デフォルトで文字間20、行間2ptずつ文字間、行間が変更される。

一文字単位で変更したい場合は、テキストツールで指定箇所にカーソルを置いて「Alt(Macの場合はoption)+↑→↓←キー」
指定した文字数だけ変更したい場合はテキストツールで変更したい箇所だけ選択して「Alt(Macの場合はoption)+↑→↓←キー」で適用される。

text01

ちなみに、この移動する数字は「環境設定→テキスト」で変更出来るので、任意で使いやすいようにカスタマイズしておこう。
textoption

最後に

なかなか説明の難しいことで、画像をいくつか用意してみたんだけど、それでも伝わるかどうか難しいなー。僕の説明下手ってのもあるんだけど、こういうのは実際に自分でやってみて覚えるしか無いところで、個人的には覚えておいて損の無い技だったりするので、まだ知らなかったと言うことであれば、是非有効に活用してみて欲しいと思う。

こう言った細かいところでも作業が一瞬でも滞るとストレスなもので、作業の流れの中で自然に制作物が構築されて行くって言うのは一つの理想でもあるし、小さなことでも効率良く進めるって言うのはとても重要なことだと思うのだ。

と言うわけで、最後にillustratorが割と使いやすくなるショートカットキーは是非覚えておこうってことで、ちょうどAdobe公式に用意されていたものを紹介して今回は終了と言うことにしまっしょい。

illustator初期設定のショートカットキー

全部を覚える必要は無いけど、特に多用するコピーペースとやオブジェクトを最前面、最背面に移動するコマンド、オブジェクトの細かい移動に関する、いわゆる「多用する割に面倒な作業」に関するものは、プリントアウトしてでも分かりやすい位置に貼付けて無理矢理でも覚えてしまう方が、後々絶対便利だと思うので、これは抑えておいた方がいいんじゃないかなと。

そんな感じでまた、どこかでイラレに関する記事を書くことが出来ればいいね! ばいばい!

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