クソゲーを楽しむだけの人生だった…。僕が体験したファミコンクソゲーまとめ

2015年12月03日(木)【
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人生はクソゲーだ!

しかし世の中にはそんなやさぐれた心を癒してくれる楽しいゲームもたくさんあるわけで、アドベントカレンダー記事2つめ。

クソゲーアドベントカレンダー3日目の記事を、ワタクシ他人が見てもクソゲーっぽい人生を送っていそうな人上位ランカーことmasakiさんが書きますよ!

ほとんどが80年代〜90年代初頭のファミコンソフトについて。

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最後まで一体何をすればいいか分からなかった「未来神話ジャーヴァス」

未来神話ジャーヴァス 完全攻略テクニックブック
ソフトが無かったので攻略本を…!

当初は「ファミコンソフト初のバッテリーバックアップシステム!」「大容量2MB!」と、当時のキッズ的には何を言ってるのかよく分からんが、とりあえずパスワードをいちいち書き写さなくていいし、とりあえずたくさん中身が入ってるんだな と思わせた、地味にファミコンソフト初のセーブ機能搭載ゲームである。

なんか分からんけど名前もかっこいいし、パッケージ的にファンタジー風なAKIRAっぽいぞ! と思わせるところまでは良かったが、実際にプレイしてみると

  • ゲーム開始直後からどことも分からない広大なフィールドにひとりぼっち。
  • とりあえず周りを歩いてみても敵が湧いてくる一方で何をすればいいか分からないし目的地への道しるべもない。
  • なんとなく敵が出てくるので攻撃してみるが、武器の当たり判定が10ドットくらいしかなく、射程距離が短すぎてきつい。
  • その割に主人公自体の当たり判定はでかく、かすっただけでHPごっそり持っていかれる。
  • 動きがカクカクして遅い。この広大なフィールドをこの速度で回れと言うか。
  • お金稼ぎの方法が分からない。説明書を読んでも「自分で調べてみよう」としか書かれていない。わかるか。
  • なんとか街を見つけたものの、何が何屋なのか分からないし、前述の通りお金が無いので最低限のことしか出来ない。
  • お金を稼がせてくれる斡旋所があるが、選んだ仕事によっては早々にゲームが立ち行かなくなる。
  • 港(の、ようなもの)を利用することで違うエリアに行けるが、一度移動すると帰ってこれない。
  • ↑よって、お金稼ぎの方法が分からない状態で移動すると、もうスタート地点に戻れない。

と言う事に気がつくのに大体10分くらい。バックアップ機能を使うまでもなくゲーム終了である。

これ以上先に進めと申されましても、当時小学生の自分にそんなもの分かるわけも無いし、すでにドラクエ慣れしていたところで、こんなストレスの塊のようなゲームをさせられてもすぐに放り出すのは自明の理という奴であろう。

これは当時中古で買ったんだけれども、僕が購入した時にはすでにドラクエ3が発売されていたし、ファイナルファンタジーもあったから、別にバッテリーバックアップが斬新とも思わなかった。

ただ、こういう機能を「ばってりーばっくあっぷ」と呼ぶんだなと言う事が知れただけでも良作と思うべきなのかもしれない。

初期設定ぶっ飛ばしてなぜ作ったのか分からない「時空の旅人」

時空の旅人

昔のアニメ映画であった「時空の旅人(ときのたびびと)」の登場人物のひとりである「クダジマ-トシト」を主人公にし、誰でもプレイ出来るよう、当時では珍しいテキスト選択方式、マルチエンディングのゲームとしてリリースされた作品である。

マルチエンディングと言えば、コンシューマーゲーム初(?)のサウンドノベル「弟切草」を思い出す人もいるかと思うが、ファミコン時代にはその原型のようなものがあったのかもしれない。

で、この時空の旅人なのだが、アニメを知らない人でもプレイしやすいように考えられているのか、とりあえず本作の主人公である「クダジマ-トシト」が「(アニメの方で諦めた)歴史改変をやっぱり実行するぞ!」と言う気持ちを持っていると言う事だけ分かればいいし、ちゃんとオープニングで説明してくれる。

まぁ、別にこいつが何者なのか割とどうでもよくて、とにかく「主人公でタイムマシンを持ってる」ことだけ分かれば、ストーリーの理解度100点満点である

実際のゲームは、本能寺の変から始まる。そこからスタートし、タイムスリップを繰り返して歴史の偉人や英雄(スタートは必ず織田信長)の投げかける2択を「はい・いいえ」のどちらかで答えれば進行するという流れだ。

時々動きが求められるシーンに出くわすこともあるのでコントローラーはしっかりと持っておかなければならない。

このゲームのツッコミどころとして

  • 歴史の偉人・英雄たちが非常に面倒な性格をしている
  • 2択しかないくせに、稀に偉人に殴られる、切り掛かられるなどして即ゲームオーバーになることもある。
  • 動作が求められるシーンは大体タイムマシンに乗り込む時間制限込みで、微妙にフラフラするタイムマシーンに乗り遅れるとゲームオーバー
  • ストーリーは選択肢の分岐によって「お金が支配する世界」「愛が支配する世界」「力が支配する世界」「食べ物が支配する世界」「正当な歴史」の5つに分岐するが、どれもマシなエンディングが無い。(修正:1プレイで5つのEDをクリアすると真EDが発生するそうです。まともにクリア出来る奴いるのか)
  • むしろ正当な歴史のエンディングは今の時代公開したら99%クレームが来る
  • 時折出てくる歴史のグレーゾーンや世相的に危ないネタが割とあるのは面白いかもしれない。

と言ったところか。特に難しい操作が求められるわけではないのだが、単調なプレイかつ理不尽な世界過ぎて晴れてクソゲーの仲間入りである。

最初は面白いんだけど、大人になると悲しいことになる「マイライフ・マイラブ」

マイライフマイラブ

マイライフ・マイラブは1人用人生ゲームのようなもので、サイコロの出目でマス移動+出目×3日の時間経過で、自分の分身である主人公の人生を彩っていくゲームだ。

最初の選択で名字、名前、血液型や誕生日、さらには自分を運んでくれるコウノトリ(何選んでも多分同じとは思う)を選び、幼稚園入園である4歳児からスタート。

マスにはラッキーな日になるイベントや、不運に見回れるイベント、お金が入ってくるイベントやおもちゃ屋さんなどのお店が並んでおり、サイコロの出目によるマス移動で止まったマスからイベントが発生する。

他にはフリーエリア(友達と遊ぶ、勉強など、自分のステータスを任意で上げるコマンドが発生)があり、マップも一本道ではなく結構広いので、ある程度は好きなようにマスを選ぶことも可能。

自分のステータスによって進学先も私立や公立などバリエーションも豊富で、文系、理系、芸術、体育方面とジャンルも細かい。

さらに就職関連になると、自営業、自由業からサラリーマン、起業、フリーターも自由に選べる。学力が高ければ公務員などもなれるなど、その選択肢は非常に広く、まさに「自分の人生を違う形で楽しむゲーム」と言っても過言ではないだろう。

また、恋人、結婚イベントもあれば住むところも日本全国から選べ、賃貸、購入、アパート、一戸建てなども全て選べるようになっている。

引っ越しもあるので好きな都道府県に住めるぞ!(内容が変わることは無いが、友達とはお別れになってしまう)

と、ここまで書いてみると、なかなかに面白そうな気がしてくる人がひとりくらいかもいるかもしれないが、やはりここがクソゲー。

社会人になると途端に内容が単調になり、ひたすらお金を稼いで老後を迎えるだけのゲームに成り下がるのである。

大人になれば学力が必要となるシーンも無ければ、競争も規模が大きくなりすぎて現実感もなくなるし、なによりお金を稼いでおけばそれだけで良いので、ゲームとして楽しいのは学生まで。

社会人以降は淡々とした日々をただただプレイし続けるだけと言う、なんかもう現実もそんな感じだよな的な、妙なシンクロが心を折りそうな気がしている。

もうちょっと大人になってからもイベント多かったらいいんだけれどもね、残念ながらクソゲーの仲間入りであった。

バカゲーと言っても差し支えない「かぐや姫伝説」

かぐや姫伝説

元々はえっちぃゲームだったらしい。当時はやりつつあったアドベンチャーゲームの移植作なのだが、やっぱり元が元なのでかなりの異色作となっている。

こちらも当時では割と珍しいマルチエンディング。

アドベンチャーゲームなのになぜか難易度設定があるものの、一番低難易度でもやたらと難しい。

さらに

  • 主人公の初期手持ち道具が「ムチ」と「ろうそく」である。何考えてるんだ。
  • コマンドになぜか「キスをする」「裸になる」がある。何考えてるんだ。
  • 一度でも「キスをする」コマンドを使っているとバッドエンド確定。
  • どこでストーリーが分岐したのかわからないので、進行中に加算されていく「得点」だけが頼り。
  • 途中で挿入されるアクションパートの難易度がやたらと高い。

など、随所にちりばめられているネタとしては割と面白いが、当時小学生の僕にはこれらのネタを理解するだけでも困難で、主人公は変態なんだな。ということしか分からなかった。

今考えてみると、この作品を親の目の前でプレイしていたのだという記憶はなんていうか抹消したいところである。

ただひたすらエスカレーターで屋上を目指すだけのゲーム「うる星やつら ラムのウエディングベル」

うる星やつらラムのウェディングベル

音楽だけは「うる星やつら」だが、実際はひたすらエスカレーターまで敵を倒しながら進み、最後に屋上にあるUFOに乗ればクリアというだけのアクションゲーム。

サブタイトルの「ラムのウエディングベル」特に関係なかった。元々は「モモコ120%」というゲームのキャラクターをうる星やつらに変えただけらしい。

アクションゲームとしては当時のレベルで考えればそこそこ面白いと思うのだが、特にうる星やつらを表題にする理由は無かったのでは? と言う疑問もあれば、ステージ上をモタモタしてると階下から火の手が上がり、エスカレーターまで到着出来なければアウトという、毎度毎度火の手が上がるこのデパート、もうちょっとセキュリティなんとかしろよと言う大人のツッコミが悲しい。

なんにせよ、最大の失敗はオリジナルの主人公を置いたアクションゲームであれば良かったのに、わざわざ売れ線狙ってキャラゲーにしてしまったことではなかろうか。

しかし、当時のゲームというのは大体そんなもんである と言う事を理解していればそれなりに寛容な気持ちになれるものでもある。

2作目以降からは名作「探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件」

新宿中央公園 探偵 神宮寺三郎 殺人事件【ファミコンディスクシステム】

えー、僕はと言えばこの「探偵神宮寺三郎」シリーズの大ファンで、とりあえず現在リリースされている作品は全てプレイ済みなのだけれども、それでも第一作の「新宿中央公園殺人事件」だけは納得が行ってない。

2作目である「横浜港連続殺人事件」は当時のアドベンチャーゲームのレベルで言えばかなり高いと思うし、その次の「危険な二人」は今もなお名作扱いされてるし、事実その通りだとも思う。

4作目である「時の過ぎ行くままに」は探偵ものでありながら「殺人事件の起こらない」作品であり、さらに心を打つストーリー重視の名作と誉れ高い。

その後はプレイステーション、セガサターンに登場し、PS2からゲームボーイアドバンス、携帯ゲーム、PSP、現在はDSで続いている息の長いシリーズなので、クソゲー扱いするとは何事! という人もいるかもしれない。

安心してください。「初作だけ」に限定すれば納得する人の方が多いことであろう。

この場合の初作は「ディスクシステムで発売、もしくはPS版でリメイクされたアーリーコレクション」のものとし、携帯版でリメイクされたものは除外する。

さて、前置きが長くなったが、前述の通りこんなにも息の長いシリーズでありながら、初作である「新宿中央公園殺人事件」だけは、これまたかなりのクソゲーっぷりを醸している。

理由として

  • アドベンチャーゲームなのにRPGっぽい要素がある(新宿中央公園がマップになっており、探索しなければならない)
  • 盟友であり、心強い仲間である熊野刑事に「おどす」コマンドを使うと逮捕されてゲームオーバー。初作なのでまだ友好度足りてないのか。
  • ヤクザの事務所は毎回通過儀礼的に挨拶をしないと入口でゲームオーバー(ゲームに慣れてくれるとうっかり忘れがち)
  • 新宿中央公園のマップが無駄に広い。
  • マップが無駄に広いくせにイベントは端っこの端っこでしか発生しない(新宿中央公園の中央は広いだけで何も無い)。
  • イベントは特定の時間でなければならず、ミスったらほぼ詰む。
  • 犯人はお前だ! みたいなシーンはなく、最終コマンドは「こくはつする」である。
  • 「こくはつする」をしたのち、さっくりと事件の全容が語られ、次回作の紹介が出てエンディングへ。

推理系のアドベンチャーゲームと言えば、「ポートピア連続殺人事件」や「オホーツクに消ゆ」、ついでにコンシューマー化されてないちょっと異色の作品「軽井沢誘拐案内」の、堀井雄二原作である「堀井三部作」が有名なところではあるが、これらはちゃんと犯人の動機やその後の話っぽいものが入ってたりしており、犯人や登場人物の持つ様々な事情が分かってくるにつれて多少なりとも共感を持てるようになってくるものなのだが、本作に至っては「こくはつする」なので情もなにもあったもんじゃないし、まぁその辺りは警察の仕事だから仕方ないよねとは思えども、もうちょいなんかこう、ドラマを…!

まだまだ物足りないぜ

欲を言えばまだまだ紹介したいクソゲーはたくさんあるのだが、これ以上書くと文字数1万越え余裕になるし、この世に溢れているクソゲーを追っていくにはなかなか難しいものもある。

僕にとってクソゲーとは、「面白くないゲーム」ではなく、「(良かれ悪かれ)心に爪痕を残したゲーム」の事であり、ファミコン全盛期は数多くのトラウマを僕に残してくれた。

最近では良作しか注目されず、一定の面白さを保証してくれないとなかなか手を出さなくなってしまった最近のゲーム事情ではあるが、あの頃をもう一度とは思わないまでも、もっと広い視野で以てゲームを楽しみたいと言う気持ちは常に持ち続けていたいものだと思う。

最後にクソゲーではあるものの、紹介するほど何かを駆り立てたわけではないけれども、なかなかに僕の心をモヤモヤさせたゲーム(泣く泣く紹介をボツにした)タイトルを一部紹介して今回は締めとしておこう。

どれか一つでも共感頂けるものがあれば僕は嬉しい。

  • ロマンシア(難易度高すぎ)
  • マニアックマンション(難易度高すぎ)
  • TMN LIVE IN POWERBOWL(TMNのキャラゲー)
  • マインドシーカー(結局超能力開発はできなかった)
  • ボンバーキング(ボンバーマンまがいの異なるもの。初見死余裕、カラオケ付き)

それではさらばだ!(あと3回くらいは使っていく予定)

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