毎回襲来する強敵「お見積」のお話

2012年07月03日(火)【
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未だに自分でもよく分かってないし、しょっちゅうGoogle先生に頼ったりもしてるんだけど、これだけ様々な情報が流通する今の時代においてなお、「WEBやDTPの仕事の相場」ってイマイチ分からない。

相応な技術を持ち、「俺の腕すげぇから、買いなよ!」って言うレベルであれば強気の見積もりとかも出せるんだろうけど、ほとんどの場合は「この金額で通るかな?」「値下げ交渉吹っかけられたらどうしよう」みたいな迷いや不安もあったりするもので、結局毎回毎回料金設定についての悩みってなくならないわけだ。

僕もフリーランスになって7年目なわけだけれども、未だにそこら辺よく分かっていないところがあって、みんなどうしてるんだろうなーって聞いてみたくもなるものだ。
フリーランスの方、僕にこっそり教えてくれたりするといいんじゃない? skypeもLiveメッセもfacebookもあるよ? みたいなさ(自分からいけよ)

と言う訳で、とりあえず現在の僕が行っている料金のつけ方について一筆頑張ってみようかと。
相変わらずニーズ少なそうだけど、そこんとこは「こんなやつもいるよ」って言ういつも通りのゆるゆるな感じで

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まず最初に、自分の価値を設定する

以前「フリーランスはサラリーマンの約3倍は稼がなければ同じ土俵には立てない」と書いたことがあるんだけど、今でもこれを出来るだけ守れるようには意識したいものの、サラリーマンが30万稼ぐと言うことは、我々はだいたい90万円は稼がなければならないわけだ。

無理(今のところ)

と言うより、数字が漠然としすぎていてどうにもこうにもならないわけで、もっと細分化して考えたいところだなーと言うのが基本にある。

そんなわけで、まず自分が行うのは「自分の労働力の価値」もっと細かく言うと「自分の時給」まで行きたい。
これも以前書いたんだけど、大学新卒の初任給がおよそ平均値として176000円とした場合、その時給は1000円となる。
(1日8時間、22日労働を前提とした場合)

と言うことは、フリーランスの場合、同じレベルを目指そうと思うと時給3000円になると言うことだ。
(蛇足だが、この時給はコーヒー飲んだりタバコ吸ったり、うっかりデスクの前に突っ伏して寝てしまったり、原稿待ちでイライラしてたりする時間は含まれないのでご注意いただきたい)

僕は仕事においては自分でデザイン組んだりすることは、どちらかと言えば少なく、特にWEBの場合だと既存のレイアウトに合わせてコーディングをすることが多いので、デザイン料、技術料と言うのはあまり考えていない。
純粋に時給3000円を想定し、一つの仕事に対してどれくらいの時間で完了させられるかを逆算して金額を出すようにしている。

要するに、完成に10時間かかる仕事を3万円で引き受けることが出来れば、とりあえずは勝利。
ただし、ちょっとテクニカルなことをする、デザインまでこちらで全て提案する、営業としてクライアントの会社まで足を運び、打ち合わせをすると言う時間においては別途計上することも多く、それに関しては時給計算に加えて技術料を乗せ、最終的な金額のバランスを取る感じ。

どうしても技術として金額の計上が難しい場合、一度時間給で考えてみてもいいんじゃない? ってことで。
自分の労働力は1時間いくらであるか。些細なことかもしれないけど、そう言うところも考えておきたい。

裏見積もりの存在

僕は基本的にクライアントに提出する見積もりとは別に、別途提出しない2種類の見積もりを用意するようにしている。
※金額の算出方法は上記の通り、時給+αで考えるものとする。

一つは当然提出用(本見積もり)
もう一つは値段交渉吹っかけられた際の、「ここまでなら快く応じよう」って言う見積もり。
最後は「ここが限界ライン。これで駄目なら他当たって」と言うボーダー見積もり。

当然のことながら、提出用が一番高くなっている。最も高い金額で仕事もらえるのが一番なわけだし。

しかし、これで通らない場合の方がやっぱり多くて、どこかで金額交渉はされるものだ。
その際、どうやって金額を落とせるかって言う交渉になるわけで、当然のことながら全ての労力をそのままに金額を落とすようなことはしたくないので、その分労力は削りたい。

これに関しては、文字校正は原稿受取時のみとする とか、完全原稿でなければならない とか、方法は色々あるんだけど、「若干負担をそっちに投げるから、金額落としましょう」と言うことをやんわり伝えるような感じで持っていくようにしている。
上記の通り、時給部分で赤字を出したくないので、労働時間から金額を算出するようにし、楽できるのであれば金額は落としましょう って言う形。

で、最後の「限界ライン」においては、これを超えてしまうと苦労しかないと言うこと、でも、仕事が少ないときは受けてもいいかなー? ギリギリの妥協部分かなー? って時はこの金額で受けますよって言う最終見積もりで、この金額より低い仕事は、よほど仕事が無い状態でもない限りは原則として請けない。

このレベルになると、かなり削るものを削るので、その旨を伝えた上で納得してもらえるなら頑張ります と言ったところか。
ぶっちゃけてしまうと、10ページ未満のWEBサイト1ページ単価が1000円を割った場合だと、1時間で3ページ作成できるって言うアテが無い限りは絶対に断っている。

まとめると、僕が見積もりを組むときは「理想」「現実」「妥協」の3点セットで考えるようにし、出来る限り理想の金額で取れるように考えることにしている。
ちなみに、「物は高く売れ」と言うのはマーケティングの基本であり、「高いものが安くなる」から人の心は動くと言う消費者行動心理に基づいてのものなので、相見積もりでもない限りは、最初の金額設定は理想の状態が望ましいんじゃないかなーと。

固定した値段表は必要か?

これは賛否分かれるところだと思うし、人によって違うので一概に言えるものではないんだけれども、僕は固定の値段表は作っているものの、クライアントに見せることは無い。

と言うのも、僕の場合は時間給+付加価値に対して一般的な相場らしきものと帳尻を合わせているだけで、安いかと言われると安くはないだろうし、かと言って高額を請求するわけでもなく、クライアントの求めるものによって大きく変動するものがあるので、実際は自分の中の料金表に対して「どこでその誤差を妥協するか」程度のどんぶり勘定だったりするのだ。

どんぶり勘定ってあんまり良くないことだとは思うんだけど、それぞれで求められるものに違いがある以上、仕事を多くこなして相場勘身に着けないといかんともしがたい話で、まだまだ自分のスキル不足に頭を抱える日々だ。

どこに価値を見出すか

例えば僕の場合は自分の労働時間が主な算出方法となるのだけれども、やっぱり「特殊な技術を持ってる人」って言うのは貴重な存在なワケで、そう言うレベルに達することが出来れば、また改めて金額算出が出来るようになることだろう。

問題はその「技術」のボーダーで、DTPにおいてチラシや冊子、書籍のレイアウトが組める。印刷できる状態のデータを作ることが出来る、WEBコーディングが出来ると言うのは
「それが出来る業種だから依頼している」のであって、特殊なのか? って言われるとなんだか難しいような気もする。

そりゃ、出来ない人から見れば「出来る」んだろうけど、モノを作って納品する上で最低限必要なスキルと言われればそれまでだ。つまり、それを金額として計上できるかどうかって言う一点に疑問が出てしまいがち。

逆に、印刷物を作ることが出来る上に「販促をより活性化させるキャッチコピー書けます」だったり「あなたのWEBサイトに動的な仕組みを入れ、さらにクリックを誘導させることが出来ます!」と言うのは大きな武器になるわけで、そこから金額を算出することだって可能なわけだ。

結局のところ、「やっぱり技術じゃん!」ってことになるんだけど、技術職なんだから技術磨いて当たり前で、それをお金に換えて何が悪い! ってなもので、そう言うレベルに至るようになり、改めて技術を前面に押し出した見積もりだったり金額算出が出来るようになりたいなーってことで目下勉強中だったりもするのだ。

これからはもっと金額面においてはシビアに計算しなきゃならなくなるだろうし、全体の相場を確認しながら、独自の相場勘を養う、技術の向上によってより高い収益を上げていくって言うことは極端なまでに意識しなきゃならんよなーと思ってみたりする今日この頃だ。

来年二人目の子どもが生まれるからね。パパ儲けなきゃ(サラリと書いていく方向性)

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