都合の良い言葉

2010年07月23日(金)【
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自宅オフィスで仕事をしている と言えばそれなりに聞こえるが、仕事がない時と言うのは苦痛以外の何物でもない。
これがまだ独身であれば中二病よろしく「俺はまだ本気を出していないから」などと勝手な言い訳もできるのだろうが、妻子持ちともなると嫌でも現実と言う名の敵が襲い掛かってくるわけで、稼ぎのない旦那など嫁からすれば「愚鈍」と呼ばざるを得ない限りなく無用に近い長物だ。
とは言え、自分のペースで仕事が出来てしまうが故に、ある程度ペース配分のような物が分かってくると時間と言うのはそれなりに余ってしまう。
自宅仕事のいい所は就業時間と言うルールが組織のそれに比べると非常に緩く、例えば残業代は一切出ないけれども、集中して作業が行えるのであれば夜中に仕事を済ませ、明け方に校正を出すと言う荒業も可能で、睡眠時間を1時間なり2時間なり削ってしまえば何とかなることと言うのは案外多い。
それでも、その空いた時間は好きに使ってもいいのか? と言われるとそうでもないのが独身時代との差だと思う。下手に時間の余裕など作ってしまうと、常に自宅に居ることから当然のように家事手伝いを要求されるわけで、家族サービスについて事細かに説教されるあげく、結局なんだかんだで自分の時間など無くなってしまう。
そう言った場合、逃げるわけじゃないけど家事などをする程度の余裕までは無い空白の時間帯もパソコンに向かった状態が望ましいと言うことを最近知った。
そしてこう言うのだ。
「今、調べ物してるから」
なんたる魔法の言葉か。この言葉を使えば例えば単なるインターネットサーフィンであっても「調べ物の一作業」として見てもらえるようになり、ただ趣味の情報を集めていたとしてもそれは立派な「調べ物」と言う仕事に変わってしまうのだ。なんてすばらしい・・・!
と思ってたのが先月までのことで、そんなことばかり言ってるからいい加減怪しまれてしまい、ついには
「某大手掲示板見てる暇があったらこっち手伝ってくれてもいいのに」
などと皮肉を言われてしまう始末。どうやら僕の嫁には魔法抵抗力と言うのがあったようです。
・・・この魔女め!
そんなこんなで、ちょっぴり出来た空白の時間は見事皿洗いに消えてしまい、いそいそと小さな背中を見せながら仕事のようなそうでないような調べ物をしてたりする日々なのだ。

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