Adobe CS6について思ったことをつらつらと

2012年05月02日(水)【
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と言う訳で、満を持して登場する(らしい)Adobe CS6なんだけれども、4月24日に正式発表されたとのことで、動画でも様々な紹介がされ、twitterでも大いに盛り上がっていた。

・・・のだけれども、僕にはどうにも他人事って言うか、軽く一歩引いた感じで流れていくタイムラインを眺めていたクチだ。
色々理由はあるんだけど、ちょっとdisった感じで本音でもつらつらと。

下記はかなり穿った見方してると思うので、CS6最高! って言う方や、楽しみにしてる方にとっては残念な内容になる予定。

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話聞いた感じでは確かにすごそう

特にバージョンが古い場合はそう思えるところもより際立つと思うんだけど、これまでのバージョンでは出来なかった様々な便利機能が追加搭載されたり、基本エンジンの変更から利用の幅がより広がったって言うのは分かった。
主だった追加機能については失念したけれども、とりあえずすごいって言うのは分かる。

・・・が、その機能、使いこなすまでに達する、もしくは使う必要があるのか などと考えると、なんだか・・・ねぇ?
新バージョンが出るたびにみんな同じこと言ってんぢゃん? って思っちゃってどうしようもなくなってしまった。

豪華すぎる機能、本当に必要?

いつも思ってることなんだけど、システムって言うのは人が利用して「快適になって」始めてシステムと呼ぶに値するものなんじゃないかなと。
すごい機能だったり、使いこなすことで効率が一気に上がったり、より便利で精度の高い仕事が出来るのは間違いないと思うんだけど、仕事として使う際、本当にその役割を果てしてくれるかは割と怪しいなーとは思ったりする。
もちろん、求めていた機能が追加されたと言うのであれば、それはすごく有用なことなんだろうけど、実際問題、汎用性が高くなればなるほど、意外なほど自分は機能を使っていないんだなって言う実感や、別にこの機能いらないから! っていう幸せ? な不満が押し寄せてしまったりでなんだかもう。

やっぱり「すぐ必要かどうか」って言われると、疑問を感じてしまう。
何よりも大切なのは、業務がしっかりと回るか否かであって、最新であるか否かではないってことで。

基本的にクラウドは信用していない

最近流行りを見せているかもしれない「ノマドワーカー」ご用達のクラウドなんだけど、今回からAdobe Creative Cloudとして、月額5000円でAdobe CS6が利用できる! 安い! と言われてるけど、今回の一番の疑問がこれ。

僕はそこらへんアナログなところがあるって言うのが最大の理由なんだけど、正直何でもクラウドにすれば良いってもんでもないし、月額~~円って言うのもあまり好きじゃない。
というのは、月額~~円って言っても、毎月支払うなんてことはまず無く、大体最低3ヶ月からとか、1年契約とかで一括払いが常だ。

と言う事は、Adobe CS6を維持するために年間で支払うお金は6万円。ここは良い。マスターコレクションなんぞ、普通に20万円以上することを考えるととても安い。
でも、契約による利用であることって言うのは結構困りもので、例えば僕の場合はサーバー代、ドメイン代、パソコンのメンテに新機材代に加えて年間でフォント代まで支払わなければならないわけで、仕事に使うものをケチるなと言う言い分もあるだろうが、コストを爆上げしてまで維持しなきゃならん仕事ならするなって言う言い分も成り立つもので、正直これ以上年間コストを上げるとかはしたくない。
それならいっそ、高くともスタンドアローンで利用できるパッケージ版を買う方がマシ。
契約払いって、本当に後から後からボディブローのように効いてくることは骨身に染みているところもあり、安易に安くていいよね! などとは言えない。

あと、僕の場合別バージョンで専用のプラグインとかも入れてたりするので、同時起動とかできるの? とか。そこらへんまだ情報が足りてないなー。
最終的には使う価値があると思うんだけど、今はまだ魅力を感じていない。

本当に、本当に必要?

例えば最新の機能を駆使したり、それを紹介する方って言うのは持つべきだし、大いに利用する価値もあるだろうけど、例えば業務で利用するってなった際に、本当にCS6でなければならないのかってなると、結構疑問が残ることもある。
特にAdobe製品はバージョンが上がるたびに消費するメモリや必要スペックが増大していくのはお馴染みなわけで、実際入れてみたけど以前のバージョンの方が快適に使えた なんてのはよくある話だ。
また、印刷なんかは特に顕著なんだけど、印刷所とのマッチングが必要になるため、出来るだけ環境に合わせようとした際に不具合が起きる可能性だって否定できない。
illustratorであれば、保存する際にバージョンを落とすことができるんだけど、それだって実は完全ではない場合がある。
出来ればそのままのバージョンで納品することが理想だし、最もトラブルの少ない方法ではあるんだけれども、この業界は慢性的な資金不足である。最新の設備なんてすぐに入れられるものではないし、未だにillustrator8が現役ってところもあったりするのだ。

あと個人的に言えば、CS2以降のバージョンでの原稿を貰ったことが無い。
と言うことは、CS6の機能を利用したところでバージョンを落として保存しなければならず、CS6の新機能の恩恵にあずかることは出来ないのだ。
じゃぁいらないぢゃん! ってなっちゃう。
そこら辺がものすごい差って言うか、すげーー! とか言ってる人との温度差だよなーって言うのが実感だった。

で、CS6は買う価値ある?

いや、普通にあるでしょう。
機能面においては、CS5からバージョンひとつ上がっただけで段違いみたいだし、特に僕的にはillustratorのライブペイント機能のエンジンが変わって大きく性能が向上したって言う部分はものすごく惹かれてる。
他にもphotoshopにおいてもこれまでできなかったことがサラっとできるようになっていたりと見所満載感は強く、お金と環境が許せば普通に持っていても損は無し。

ただ、問題としてその環境が業務にマッチングするかどうかってなると話が別ってなるだけで、そこら辺の兼ね合いとかはまだ情報が足りないかなーと思っていたり。
いつかは必要になるかもしれないし、もしかしたら来年にはCS6最高! とか言ってるかもしれない。
でも、今すぐ必要って言うわけじゃないので、とりあえずは様子見ー。

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