お前はもう売れている…。新商品(サービス)をリリースした時には勝敗のほとんどが決まっている。

2013年10月24日(木)【
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全部が全部そう言うわけではないし、中にはちょっとした偶然だったり、意図しないブレークなんてこともよくある話ではあるんだけど、基本的には大きな商材やサービスをリリースするときって言うのは、既に緻密な戦略が組み立てられていて、それに沿ってリリースされ、意図した形に売れ行きだったり興行だったりに導いて行くわけだ。

簡単に言っちゃえば、リリース前までにどれだけの根回しが出来ていたかって言うのは結構重要なことで、この部分を怠って商品やサービスの魅力だけで勝負しようとしたところ、露出が足りずに鳴かず飛ばずでした なんてことは割と聞く話だ。

「品質はいいんですけどねぇ…」

なんて言葉もよく聞かれるが、それは事前の根回しが足りなかったことが原因であることもあって、必ずしも品質が原因であったかどうかなんてのは限らない。
逆によっては、品質はさておき、事前の下準備を上手にすれば、ただそれだけで目標としている売り上げに達成! なんてことも珍しいことではない。

企業レベルにもなると、発売前、サービス開始前から既にプレスリリース、テレビ、書籍、ネットなど各種メディア経由の販促戦略など、表面を見るだけでも事前にこそお金をかけているのが分かると思う。

そこらを突き詰めて行くと、大きな企業のやることはスケールがでけー! で終わっちゃうので、規模を小さくして、個人〜少数規模でも出来る色んなことを考えてみましょうってことで。

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いきなりリリースはサプライズ風を装えるけど効果は薄い

嗚呼…昔の僕だ…。ってな話になるんだけど、例えばサービスだったりネットショップでも自社製品でもいいや。何かを作り、それを大々的に告知したいとする。

そこで「実はこんなのを作っていました!(ばーん!)」ってやるのも条件が合えば結構かっこいいかもしれないんだけど、実際の効果としては思っていたほどではなかったって言う経験をした人もいるかもしれない。

これは当然のことで、初回景気的にピックアップしてもらったり、友人や知人の温情によって最初だけは売れ行きが良かったりすることもあるんだけど、それが長期間続くかと言われるとちょっと難しい。

よほどのブランド力を持った企業ならともかく(そう、Appleならね)、一般個人であったり、知名度として中堅レベルの企業であっても無告知スタートアップなんて出来ないだろう。

やっぱり、どこかで事前告知であったり、進捗どうですかよろしく、その状況を伝えたりする必要はあるわけで、少しずつでも認知度を高める、期待度を高めるということはしておかなきゃならない。

つまり、制作開始からスタートにかけて、その期間からすでに営業的な意味でも勝負は始まっているのだ。

どうやって事前告知をするか?

今は幸いなことにブログであったり、ツイッターであったりFacebookであったりと、個人でも割と簡単に情報を拡散するツールが揃っているし、知っている人的にはプレスリリースを利用するって言うのも方法の一つだろう。

ちょっと探してみたら、まとめられていたので紹介。
【少ない予算で大きな成果】無料プレスリリースサイトまとめ

こういうのを使うのも事前告知方法の一つ。

もう一つは、ティザーサイトを立ち上げてみるとか。
ティザーサイトとは

このように、事前に「これから始めますよ!」ってことをいち早く拡散して行く。知ってもらうってことはものすごく重要なことで、少しずつ出せる情報を提供して行き、ユーザー数を積み重ねて行く。
これは大企業でも個人サービスでも関係なく、スタート時の爆発力をより高めるためには必須のことと言えるかもしれない。

モニター体験談を募る、事前イベントの開催、信頼できる人にリーク

これは実際にHTML5カルタでも実践したんだけど、プロセス的に

  1. まずはプロトタイプを作り、友人に実際にプレイしてみてもらう。
  2. その情報をブログなどで紹介してもらう。
  3. 実際に制作開始を宣言する。
  4. 発売前イベントの開催
  5. 販売開始

と言う流れを経て初版が販売されたわけで、まー一部制作者本人の意図しない部分ってのもあったと思うんだけど、去年の11月から年末ギリギリ、発売日までにおいて、ここまでのことはしていた。

参考:HTML5カルタ製作に携わらせていただいたので裏話書きます。 #HTML5KARUTA

個人的には全然足りてないし、もっと精力的に情報を提示し続ける必要もあったと思うし、さらに第二版発売においてももっと出来る根回しや告知など数多くあったことだが、ちょっと及ばない所もあったりしてる。

こればかりはあくまで印刷担当でしかない僕がするのもちょっと筋違いだし、本人の考えもあると思うのでノータッチだけれども、逆に言えば、それでも多少なりとも様々な事前の取り組みによって売れ行きは上がり、ありがたいことに、もうお店に残っているのは本当に最後の在庫分のみ。ある程度調整しつつ在庫をいじったり補充したりしてみたけど、もう第二版の残り数も確定している。(出来ればもうこの時期には売り切りたかったってのは本音だけどなー)

蛇足だし、こればかりは今度この人説教しておくので。ひとまず置いておこう。

とにかく、個人がリリースするものであっても、信頼できる人にモニターをお願いする、その感想をフィードバックし、新しく情報を提供する、あわよくば友人に紹介してもらうなどして、拡散は続けて行くことが大事。
やりすぎるとステマ的なこと言われるので、常識的な範囲でね。

スタート時には勝敗は決している

中には例外はあるってのは最初に書いたので置いておくとして、大体の場合、スタートダッシュは強烈な勢いを持ち、その勢いの衰え方も徐々に徐々に、最終的に高い位置で安定してくれることが望ましい。

限定商品であれば、販売開始1ヶ月以内には全て売り切ってしまうくらいの気持ちで行くとか。

でもこういうのってその場限りの勢いだけでは相当に難しいことで、例えば初日から有名人が一気に拡散してくれたとしても、その効果はいつまで持つのか。でもその勢いってあくまで「有名人の情報だから見てやろう」って言うノイズも相当に入るし、実質的なユーザーとなってくれる可能性としては大きく期待は出来ない。

それよりも、これからスタートさせるものに対して、どれだけ時間をかけながらも誠実に紹介し続けてきたのか。出来る限りの根回しはしたのか。売れる環境は作ったのか。
この部分が定まっていない商品やサービスは、残念ながら陽の目を見ることはそんなに多くはないと思う。

販促に無限大にお金をつぎ込めるならいいだろうけど、そうではないのであれば、何かを販売する、何かを立ち上げる時には一考してみてはどうだろうか。

本当に良いものが販促の失敗で陽の目を見ないなんて悲しすぎるし、技術技能だけにこだわり過ぎて、大切な戦略を放棄してしまうのも空しい。

良いものは売れなきゃならないって思っている所もあって、これからもリリースされ続けるだろう、良質な何かに対して僕はいつも期待をしていたい。

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