フリーランス9年目のご挨拶なんですよ

2014年04月01日(火)【
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エイプリルフールネタと思った? ざんねーん! そんなん作る暇も余裕もやる気も何もなかった。

ただただ流される日々に溺れ、僕は生きるのに精一杯だった。

って言う嘘でも今考えたので適当に文学でも感じといてくれや。

そんなこんなですが、4月1日は私が独立して仕事を始めるようになってちょうど9年の歳月が流れた日でもありんすよ。

毎年同じこと書いてるんだけど、ちょっと気持ちを引き締める感じとか、なんとなく残しておきたいこととか色々でいつも通りの日常。

哀れなフリーランスの独白だと思ってさらっと読み流してくださいな。

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余計に仕事を淡々とするようになった

Twitterとかでムキーー! って言ってることも多いんだけど、実際は割とどんな仕事でもフラット感情でこなしてるような。

興味ある分野のWebサイトや紙媒体の案件を頂くこともあって、おお!? って思うこともあれば、全然分からない分野だったり、ちょっと苦手意識のある案件で頭を抱えることは仕事開始直後とかは多少あるものの、あとは概ね淡々と。

良いか悪いかは別として、自分では「好き嫌いなどの感情論で仕事をしなくなった」って言う理由がしっくりときている。

と言うのも、好きな仕事だからクオリティは高く、苦手な仕事だからクオリティが下がるとかって言うのは許されるわけがないし、クライアントが求める一定の水準のクオリティを常に維持して納品してこそって言う意識が随分根付いたと思う。

自分ではこれをクオリティコントロールって名付けてるんだけど、案件ごとに提示される金額も違うし、納期も違う。内容によって自分の知識の有無もかなり変わってくるものの、それに左右されずに与えられた条件でのベターを目指すために自分のできることって言うのをより強く考えるようになった気がする。

僕の好みや得意苦手に関わらず仕事はやってくる。クライアントは僕が作るものを(多分)期待して待っている。それならやることはたった一つだし、自分の感情など前面に置いておく必要はどこにもない。

とにかく与えられた仕事に対して、クライアントに対して誠実に仕事をこなす。その一点のみで仕事ができるようになると、本当に迷いがなくなったなーと。

大前提として「今携わっているこの界隈での仕事そのもの」を前向きに取り組めている今は言える。

でも、万が一でも嫌いになってしまうことがあったとして、そんな時に自分の心を守るための防衛線的な意味で「この仕事で生きていく」って言う気持ちを大事にしておきたい。

この仕事が好きだから頑張れるなんて口にしない。好きだから乗り越えられるなんて思わない。

でも、例えこの仕事が嫌いになっても、この仕事とともに生きていくって言う覚悟みたいなものはちょっと出来たかなー。来年どうなるか知らんけど。

最近思うこと。公の場で仕事単価disるのやめにしませんかね?

独立したての9年前とはうって変わり、特に最近本当によく見かけるようになったことの一つに、この時代に独立すれば良かったなーと思うと同時に、色々と複雑な思いを抱えているものとしてクラウドソーシングがあるんだけど、有効に活用すれば本当に仕事を得やすい環境が出来上がってきた実感がある。最近のは使ってないんだけど、もし9年前から今くらいの勢いで存在していたなら、もっと楽出来たのになーとか思うことは本当にあるものの、正直言えば決して単価としては高いとは言えない。

非常に多くの案件が紹介されているので一概に全部が全部とは言わないけれども、直接クライアントと取引する場合や、自分の住むエリア内の代理店経由からの案件と比べると、自分の足を使わないことが多いこと、あと仲介手数料がかかるのでどうしても単価自体は落ちることは仕方ないと言うのが僕の実感なんだけれども、もう一つの側面として、案件に対する単価が可視化されている分、案件ごとの比較がものすごく簡単になってしまっているのはどうだろうなーと。

競争の世界だし、誰もが仕事は欲しいもんだし、それを知って足下を見てくるクライアントがいることも重々承知はしているけれども、あんまり公の場でそう言った低単価の案件はどうだとかって言うのもどうか。
最近そう言う光景を見ることが本当に多くなった。ちょっと残念。

明らかに足下を見ていて、制作側を使い捨てに考えているような所もあるので全部が全部ダメ! みたいなことはないんだけど(本当はダメなんだろうけどね!)、時にそう言った低単価案件を見て、脊髄反射的に「この案件は安過ぎる。バカにしてるのか」とか、「こんな低単価で受ける奴はクソ」みたいな意見が平然と誰でも見える場所で書いてるのを見るのは辟易もするもんだ。

言いたいことは分かるし、できれば良い金額で仕事は受注したいし、できれば楽だけど高単価なのが良いって言う気持ちは分かる。と言うかそれを願わない人なんていないだろう。

でもね、それを公の場所で高らかに言う事がどれだけのリスクを持っているかと言うのはもうちょっと考えて欲しいと思うんだ。

少なくとも、僕が誰かに仕事をお願いするなら、そうやって仕事一つ一つの単価に対して文句を公言してる人は絶対に除外する。交渉の余地すらなさそうだし、いざと言う時に誠意を持って対応してもらえるとは思えない。

実際はちゃんとしてもらえるとしても、制作側が単価で見てクライアントに値付けするなら、クライアントだって制作側の技能はもちろんだけど、態度を見て仕事の依頼を決めるわけだから、お互いをdisりあうような、そんな不毛な環境を普通にしてしまっていいもんかね。誰が見てるか分からんよ?

確かに足下を見るクライアントもいる。でも、本当に相場を知らない人もいるし、恐る恐る相場観を確かめながら限られた予算内で仕事を依頼するために出稿している人もいるってことは知っておいて欲しいし、そう言った人たちの意見も汲み入れながら金額内でできることを提案するのもプロのお仕事でしょ? とは思うわけだ。

で、そう言ったクライアントを見極めて足下を見てくるようなのから回避しつつ良い案件をつかまえるってのも経験とノウハウでなんとかなるわけだから、一括りで低単価の仕事=悪みたいな見方している人が本当に増えたのは残念な気持ち。

議論の種になりそうなのでこの辺にしておくけど、disりたいなら見えない場所ですればいいし、言いたい文句がたくさんあるのも理解はしてる。
僕だって「こんなはずじゃなかった」と思いながら、安案件相手にチクチク深夜作業してるなんてしょっちゅうだ。
金額に関する恨み節は腐る程ある。

それでも、単価単価と言わず、可能な限り交渉をしてから金額や仕事の受注は判断した方がいいんじゃないかなと。お互い仕事なんてのは信頼あってのものなわけだし。

10年目に向けてなにしようかね?

来年でちょうど10年目の節目になるんだなーって思いながらこんな生活を続けているわけだが、いい加減事業サイトの一つくらい持っても良いのではないか? などと思いはじめ、ようやく独自ドメインを一個取得した。
この時点で8年間の集大成がマジキマったと思っていい。

どうせそこから作り出すまでに散々時間かけて、15年目くらいで完成! とかそんな気がするんだけど、その時にまだこの商売やってんのかわかんないし、人生何が起きるか分かったもんじゃないから何とも言えないんだけど、とりあえず10年目を迎えるまでに事業用サイトのサーバーを用意するとかそれくらいできればいいかな!

冗談はさておき、今まで随分さぼってきた技術の習得はちょっと真面目に頑張ろうかなーっていうのが9年目の目標。

幸いなことに、知り合いで仲良くさせてもらってる方が相次いで出版したと言う事もあり、自分の勉強も兼ねて、あと最大限のリスペクトを送らせていただきたいと言う事で数冊購入させてもらってます。
これからマジ知識の穴を埋めて行かないとなんで結構気は重いし、そんな時間作れるんかって言う自分への疑問もあるんだけど、なんだかんだ言っても一年は長い。なんとかなるだろって軽いノリでちょっくら頑張ってみようと思う。

そんな感じで無事かどうかわからんけど、残念ながらこの商売も9年も経っちまいました。

嗚呼…なんか色んなことがエイプリルフールという幻想に包まれて、優しく「全て嘘だったんだよ」って言ってくれりゃいいのにって思うこともそりゃね! あるけどね!
でも今後はどうなるか分からないけど、相も変わらずゆるゆると、でも確実に前進して行ければなと思うますよ。

おっぱい。

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