フリーランスは愛妻家になれるか

2012年05月25日(金)【
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当ブログやtwitterでしょっちゅう「嫁様嫁様」と書いていることもあって、よく「愛妻家ですね」だの「嫁様は幸せ者ですね!」だの、「嫁様からアタイに乗り換えないかい?(チラっチラっ)」みたいなお言葉を頂くわけだけれども(一部大嘘)、実際問題、フリーランスなんて明日の分からない商売やってて、家族を養わなければならないポジションにおいてそれをしっかりと支えてくれる存在は何者にも代えがたいと言うのは多くの同業者の方にとっての共通意識だったりするんじゃないかなと思う。

よって、愛妻家と言うより、フリーランスと言う明日の見えない商売を続けていながらも、それを良しとしてくれている嫁様には頭が上がらなかったり、尊敬の念を覚えていると言う感覚の方が普通だったりして、別段極度に愛妻家と言うわけでもなかろうと言うのが自分の言い分だ。

たまたま僕の場合は家で仕事しているので、簡単な家事とか合間にやってるだけだしね。

とは言え、家族を持っている以上、自分の力(だけとは言わないけど)で家族全員が笑ってご飯を食べられるような、そんな当たり前の日々を何年も何十年も続けていくと言うのはとても難しいことで、特に自営業者特有の問題とも言える懸案事項は本当に多い。

今回はそのあまり語られてなさそうな、現実問題のお話でも。
お金にまつわる話でかなりシビアな内容となるかもだけど、この部分の解決って本当に早い段階から目指していかないと、後々にボディブローのように効いてくるので、自分への戒めと言うか、しっかり考えろ! って言い聞かせるような感じで残しておこうと思う。

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年金のシビアな問題

フリーランスは基本的に特定の組織の下にいるわけじゃないから、当然のことながら年金は国民年金のみとなる。
組織にいた期間においてはその分厚生年金なども含まれるが、それでも年数の問題を考えると微々たるものではないだろうか。

厚生年金+国民年金で満額支給される場合は、配偶者の年金、さらには退職金と合わせれば将来的にそれだけでなんとかやっていけるだろうし、ローンの支払いなども終わっていれば、まぁ問題はないだろうと思う。

が、フリーランスの場合、満額支給されたとしても1ヶ月につき6万円強しか支給されず、これだけで生きていけと言うのはかなり酷な話だ。もちろん退職金などない。

さらに近年のご時勢を考えると、とてもじゃないけど65歳で支給されるなんて思えるわけもなく、例えば30年後、減額に減額を重ね、支給年齢は大幅に引き上げられ・・・などとなってしまうと、ほとんど年金の存在自体がノーカウントにもなりかねない。

これで家族を養えと言われても、難易度がエクストラハードすぎて今からすでにナーバスになる。

また、フリーランスでも最初から出だしが好調であれば何の問題もなかろうが、万が一仕事がない時間が続いてしまい、資金が底をつき・・・なんてことになってしまうと、毎月の国民年金の支払いがものすごく億劫になる。

一度滞ってしまうと、あとはなんとやら。感覚が麻痺してしまい、「払わなくてもいいだろう」と言う感じに気が付けば長期間にわたって支払っていないなんてことにもなりかねない。
まぁ、最初から期待してないし、支払う必要もないぜ! というのであればそれはそれでいいと思うけど、特に深い考えがないのなら素直に支払っておく方が良いと言うのが持論。

恥ずかしい話だが、僕はついこの前ようやく未払い分を支払うことができ、一安心している。
今年分は一括で入金したので、今年一杯は特に考える必要はなくなった。来年はどうなるか分からないけど・・・。

自営業者はローンが困難

意外とスルーされがちなことなんだけど、後になって痛い思いをしがちなのが「ローン」だ。

いつもニコニコ現金主義です☆ と言えるならいいが、じゃぁ結婚して、子供が生まれて、車を買おう、家を買おうとなった際、それら全てを現金一括で支払えるのかと言われると、ほとんどの人が無理だろう。
よってマイカーローンなり、住宅ローンなり組むことになるわけだが、マイカーローンは相応に年収があれば何とかなるものの、住宅ローンは相当に厳しいことは覚悟しておかなければならない。

今月はかなり収益出よったでーーー! と喜ぶ気持ちもあったりするものだが、腕のあるフリーランスの方であれば、サラリーマンをやってるのがバカらしいくらいに収益を出すことは出来るだろう。そういう意味では、現金を稼ぐこと自体は非常に簡単だと思う。

が、心に刻んでおかなければならないのは「ほとんどの自営業者は現金は手に入れられても資産を手に入れることが困難だ」と言う事だ。

これを解決するには、少なくとも開業届けを出して青色申告をするようにし、最低でも3年以上は一定の年収を確保できるようになっていなければならない。
ちなみに、青色申告の事業者が住宅ローンを組む場合、良くて大体年収の5~6倍までしか借りられないとのこと(銀行員でもある嫁様談)

そう考えると、サラリーマンより月収は高くて当然でなければならないと言うことだ。

家族を持ったらフリーランスはサラリーマンの3倍稼ぐべきと言うこと

よく言われるのが、自営業者は月収ベースで一般的なサラリーマンの3倍稼いでようやく対等になれるということ。

どういう事かというと、サラリーマンの場合、給料に対して、その倍額が人件費にまつわる税金などとして納めなければならない。
つまり、サラリーマンの方が貰っている月収×3の数字が本当の給料と言うことになる。

ちょっと蛇足だけど、新卒の平均月収はおよそ「176,000円」と言われることがある(景気によって変わるけど、大体の基準として)

これは時給3000円ベースで考え、1日の基本労働時間が8時間。一ヶ月の基本就労時間が22日と考えた際、全てを合計すると528,000円。
そのうち352,000円が税金などとして持っていかれるため、結局残るのは1/3である176,000円と言うわけ。

要するに時給1000円で働いてるのと同じなんだけどね。
でも、持って行かれるお金が社会保障だったり、ローンなどにおける信用であったり、老後の安全のためのお金になったりするわけだから、決して無駄な投資ではないと言うことは理解しておきたい。

が、自営業者の場合、持って行かれるお金がない分、以後の保障もない。
さらに言えば、信用も持っていないわけだから、上記でも書いたようにローンを組むにもかなり困難になりがち。
また、仕事における自分の環境の維持費でもずいぶん持っていかれることもあるだろう。

そう考えると、やっぱり3倍は稼いでおかないと間に合わないのだ。
大体今のご時勢で言えば、家族を持った30代にもなれば最低でも年齢×0.7~8万は給料として確保したいもので、自営業ともなると、その3倍。
かなり現実的で難しいかもしれない数字だけれども、この数字を目指さなければ、本当に後々が苦しくなる。

それを支えてくれる存在がいるから頑張れると思わない?

話は元に戻って、上記の話をまとめると、今は結構収益出てるから大丈夫~~と思っている方でもそれなりに危機感は持ってもらえるのではないかと思っているわけだけれども(すでに分かってるわ! って方も多いと思うけど!)、現実問題として、20万円30万円程度の収益だったりすると、今は良くても後がかなり苦しい。

現実はいつも最悪のシナリオをすでに用意しているものだ。

そう言った事を理解した上で、それでもなおついてきてくれる嫁がいると言うのは、それこそ本当に全てにおける支えにもなれるわけで、明日が分からない状態でも一緒に頑張ろうとしてくれたり、考えてくれたりする人をどうやって幸せに出来るかとか、本気で思ったりもするわけだ。

うちの場合は幸いなことに、嫁様の職域上お金のことに関してはかなり詳しいと言うか、専門だったりするので、個人年金のススメを説いてくれたり、今後の設計のためにどういったことを考えているのかを提示してくれていて、ただそれだけでも救われていたりする。

お陰で金銭感覚がトチ狂いそうな綱渡りをしている僕でも何とかやっていけてると言っても過言ではないだろう。

つまり、何が言いたいかって、みんな、嫁を大事にしよう。
嫁に大事にされる男になろうってことだ言わせんな恥ずかしい///

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