ネットショップにおける売り方は本当にそれでいいの?

2012年05月26日(土)【
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何度か書いたことがあると思うんだけど、僕は本職においては印刷業を名乗っているものの、実際はDTPよりもWEB関連の仕事の方が多かったりする。

さらに、WEB案件においてもWEBデザインと言うよりはネットショップ作成の方が割合としては多く、製作に対してデザイン的なアレコレを指摘してみたり、より効果的な方法を提案してみたりしているのだけれども、何でそういうことをしているのかと言えば、結局は自分もネットショップを運営経験があって、ある程度のセオリーとか、効果的な販促方法についての知識がありますよーってことに他ならない。

また、コンサルティングと言うほど崇高なものではないのだけれども、ネットショップ運営者から「自店を一度見て欲しい」って言う依頼なんかもあったりして、そこら辺で思ったことをちょこまかレポートしていたりとか。
お陰でノウハウも蓄積されてきて、ありがたいことにそれもお仕事の一つとしてやりくりさせて頂いているというわけだ。

という訳で、今回はネットショップ運営者が一度考えてみて欲しいことについていくつか。

いつも通り規則性も無く、何でいきなりこんな話題? どこに需要あんの? みたいなこと書いてるけど、四畳半ワークスはそこら辺適当ですよーってことで。

強引にこじつけるなら、WEBデザイン職の方でネットショップ製作に携わっている方がおられれば、こう言う点も意識して欲しいかな? かな?

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本当に「在庫わずか」の表記だけでいいの?

よくネットショップを見ていると目にする「在庫わずか」の文字。

これは効果として「残り少ないからYOU、早く買っちゃいなよ」って意味だと思うんだけど、ネットショップの製作、運営補助の業務をしていたり、自分のネットショップを持っている身として、時々違和感を覚えることがある。

例えば実店舗で陳列棚を持つ小売店全てに同じことが言えると思うんだけど、商品を手にとって貰い、購入意識を刺激するには陳列棚は派手な方が良く、豊富に在庫を入れておいたほうが売れると言うお話。

陳列棚がスカスカだと、途端に購買意識は低下するようで、やはり売り上げはその分下がっていくと言う結果は出ていたりする。

話をネットショップに戻すと、売り上げを伸ばすには在庫を豊富に持っておくというのは当たり前の話にも関わらず、ネットショップに多い「在庫わずか」と言う表記はそれと矛盾しているのではないかな? と。

さらに突っ込めば、「在庫わずか」とだけ書かれ、在庫数が見えない商品を買おうと多くの方が思うかどうかは割と疑問で、にも拘らず「在庫わずか」としか書かれていないネットショップは結構多い。

どうせ在庫がわずかであるのなら「残り○個です!」くらい入れておくべきだろうし、ついでに言えば「次回入荷時期」も出来るだけ入れておくほうがお店はチェックしてもらえるんじゃないだろうか。

お客様はいつ買えるか、在庫数の分からないお店で物を買おうなんて思わない。
「在庫わずか」で売れる商品は一定の条件を満たしていなければならず、それは「入荷時期が未定である」「人気の高い限定商品である」など、相応の理由が必要なのだ。

人気のわけを書かないお店

よく「当店の人気ランキング!」と称して売れ筋商品をランク付けしてサイドバーなんかに表示させてるお店も多いんだけど、これもただ表記させてるだけでは意味が無いと思う。

人気の商品には人気の理由があり、だからランキング上位なのです! と明確に記載しておく方が、より売れやすいんじゃないかなぁ。

現状のインターネット市場において、収益を出すには「紹介しているものを知り尽くしている」って言うのは結構重要で、自分のお店の商品なんだから、徹底的にその商品を把握しておかなければならないのは当たり前のことで、綺麗なLPとか見栄えの良い写真がたくさん貼り付けてあるのに、イマイチ人気の理由をアピールしきれていないケース。

これって商品と人気の分析が出来ていなくて、漠然と「みんなに人気なんだよ!」としか訴えることが出来ない例で、すごくもったいないと思っている。

薬局のPOPなんかを見てみれば分かると思うんだけど、売れ筋商品や売りたい商品に対する徹底っぷりがハンパない。
薬事法の問題があるので突き詰めた文章が書けないと言う制約があるにも関わらず、なぜお勧めするのかと言う理由が明確であり、表記的にセーフなラインできっちり作り上げてると言うのはすごく参考に出来るものと思う。

ネット上ではそれがLPだったりするわけだけれども、どうにも「縦長」であり「デザインセンスや美麗さ」を重視しすぎてる風潮があるんじゃないかなーと。
縦長で美麗と言うことは決して否定するわけじゃなく、問題視しているのはその「中身」と言うお話。大事な言葉が足りていないお店はまだまだ多い。

最低限「送料」「支払い方法」は分かりやすい場所に置いて欲しい

最近多いのがページのフッター部分に必要情報を詰め込むタイプ。

これはこれで使い勝手の良いものだと思うんだけど、毎回確認するためにフッターまでマウスを持っていくのはとても面倒で、さらには割と気づかないケースも多かったりする。

必要に応じてリンクとかでも良いので、商品詳細やサイドバーの分かりやすい位置に送料と支払い方法については明記した方がお客様は逃げませんよってことで。

実際にネットショップを運営しているとありがちと言ってくれる人もいると思うんだけど、「送料おいくらですか?」って言うメールは結構多いものだ。

これって明確にそこに書いてあるじゃん! 見ろよ! って気持ちにもなるんだけど、メールを送ってくると言うことは、お客様にとって送料表記は「無かったもの」であり、そもそも「見えていない」と言うことは事実として受け止めなければならない。
僕の場合、これを商品詳細ページにも分かりやすく画像化して貼り付けた所、パタリと送料に関する問い合わせメールが来なくなった。

上記はかなり極端な例だけど、お金にまつわることについてはとにかく分かりやすい場所に置いた方が絶対に良いってことで。
これくらい書いておけば、購入してもらえる可能性は飛躍的に伸びるのでお勧め。

ネットショップはデザインのお披露目の場ではない。商品を売るところ。

結構多い案件として

ショップサイトを外注で依頼し、綺麗に作ってもらい、SEO対策もしてもらってるのに売り上げが伸びない

と言うものがある。
実際にショップを見てみると、アクセス数はしっかりと確保できているのに、それに対する売り上げが全然比例していないケースだ。

ネットショップにおいてはアクセスの1%が購入をすれば成功と言われることがあり、いかに集客を効率化し、1%を確保するかと言うのが初期の命題となるかと思うんだけど、蓋を開けてみると0.5%未満と言うところは結構多い。

たいていの場合、なぜアクセスの割に収益が伸びないのかと言う理由は上記のこれまでのアレコレの通り。
お客様が必要な情報を確認できていないからと言うのが大きい。

もちろん商品の質や魅力も影響するんだろうけど、ほとんどの場合は情報不足と視覚表現の最適化がなされていないケースが大多数を占めていたりする。

先に言っておきたいのは、これはショップデザインを作成した方が悪いと言うことでは決して無い。
運営する側がデザインを優先してしまった結果、本当に伝えなければならない情報の配置について指示をしなかったことも原因の一つなのだ。

WEBデザインやコーダーの方がネットショップ運営に必ずしも詳しいと言うわけではないし、その責任を負う必要があるかどうかとなると結構疑問を感じることもあり、やはりこう言った部分は「実際に売る側」も一緒に考えなければならない問題だと思う。

大切なのは「ネットショップは商品を売る場所であり、その点を最優先すること」を依頼者は考える。
デザイン側は「その意図を汲み取り、デザインのセオリーと照らし合わせながらレイアウトを考える」と言うことなんじゃないかなーと。

まぁ要するに、しっかりと「売ること」を意識して打ち合わせをする必要もあるんじゃない? ってことで。

長々と書いてしまいましたが

結局のところ、こう言ったTIPSをどうまとめようかなーって思案しつつ落とし所を探していたら、ぶっちぎり該当するショップサイトがamazonだった件について僕はひどく愕然としている。

amazonを研究しましょう の一言で終わっちまうじゃない!

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