【買ってないけど調べてみた】SIGMA(シグマ)の4600万画素のデジカメってどうなの?【DP1/DP2 Merrill】

2012年07月13日(金)【
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7月12日に販売されたSIGMA(シグマ)社のコンパクトデジタルカメラ「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」(以下、分ける必要がない限りは「Merrill」)
なんとこのカメラ、画素数は最大4600万画素、にも関わらず価格は10万円を割っており、格安でありながら超高密度の繊細な画像が撮れる! と言うことで注目を集めていたんだけど、少しばかりでもデジカメに詳しい方なら一度は疑問に持つかもしれない

「4600万画素もコンパクトカメラに突っ込んで意味あるの?」

と言うことについて、ちょっと調べてみた。

僕はシグマ社と言えばカメラよりレンズの方が有名って感じだと思ってるんだけど、実際はどうなんだろう?
とにかく、興味を持っている方が居られれば、こんなんだよ ってことで何かの参考にでもしてみてくださいな。

というわけで、以下マニアックなお話

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Merrillの4600万画素と言う数字

紹介やレビュー記事なんかを見てみると「画素数4600万! すごい!」と言う言葉を見かけるんだけど、実はシグマの公式サイトにおいてはそこまで強調されて書かれてはいなかったりする。

[Merrill商品紹介]
http://www.sigma-photo.co.jp/camera/dp2_merrill/#/feature
[スペシャルサイト]
http://www.sigma-dp.com/DP2Merrill/jp/

あくまで「こう言う性能ですよ」と言う意味で一番最初に持って行ってる分、ピックアップしたい部分ではあるだろうけど、ことさらデカデカと言うことでもない感は漂っていて、と言うのも、近年のデジタルカメラにおいて画素数=画質の良さって言うのはあんまりアテにならないと言うことが一般的に知られてきたからって言うのもあると思う。

そもそもデジカメの画素数はレンズの良し悪しやセンサー(映像素子、アナログカメラで言うフィルムのようなもの)の大きさによってバランスを取るもので、画素数だけを強調したとして、実はそんなにすごさが分かるものではない。
一昔前の、画素数競争時代においても、「そんなセンサーサイズで画素数突っ込んで大丈夫か?」みたいな機種が当たり前のように出ていたものだ。

で、話は4600万画素に戻るんだけど、シグマの「Merrill」において、カメラに搭載されているイメージセンサーはFoveon X3と言って、CanonやNikon等などが採用しているベイヤー方式では無くフォベオン方式と言うセンサーなので、4600万画素のこの高い画素数が、CanonやNikon等のセンサーでの4600万画素と考え方と言うか表記の仕方が異なるので見た目の画素数では比べてはいけない。


CanonやNikonが採用しているセンサーの方式。


Merrillが採用しているFoveon方式

ベイヤー方式イメージセンサーで表記される画素数はR/G/Bを合計した数であり、Foveonイメージセンサーの場合、1画素でR/G/Bの全てを記録出来る為、実際のセンサー画素数は1536万画素程度であるが、先ほどのR/G/Bを合計して画素数を表記するならば、1画素×3となるので4600万画素となる。

ここで「なんだ、じゃ1500万画素かよ」と言うのは、解像度的には正解かもしれないけれども、前述の通り、画素数=画質の良さと言うのはあんまりアテにならないので、「良い製品の開発の結果こうなりました」って言う認識でいいんじゃないかなーと思う。

あえてコンパクトで勝負した?

最近人気の機種と言えば、ミラーレス一眼を連想する人も居ると思うんだけど、多くのモデルはフォーサーズシステムと言うデジタルカメラ共通規格で構成されており、規格に合うレンズならどれでも交換可能という点においても汎用性が高い。
また、コアなユーザーならば規格外のレンズでもマウントアダプターなる物を利用して様々なレンズを装着して楽しんでいる人もいることだろう。

このような、レンズ交換は一眼カメラならではの醍醐味と言うか楽しみの一つではあると思うが、逆にどのレンズが自分に適しているのか? 出かける時にはどのレンズを持ち出せばいいのか?とか、ボディーとレンズとの相性やレンズ単体での金額を考えると悩みのタネになりかねない部分もあるかもしれない。

Merrillはレンズ一体型デジタルカメラと言う物で、レンズ交換は出来ないが私的にはそれはマイナス面だとはまったく思わない。
むしろ、選ばなくて良い分潔く使えそうな気がする。
ただし、

・DP1 Merrillは35mm判換算28mm相当で開放F2.8 最短撮影距離20cm
・DP2 Merrillは35mm判換算45mm相当で同じく開放F2.8 最短撮影距離28cm
(メーカー公表値)

となっており、購入後にレンズセレクトに悩まなくていいんだけど、DP1とDP2のどっちがいいのかって言う悩みが発生するのが悩みどころになるかもしれない。
悩めよ。

参考までに、スペックだけを参考にするなら
●室内や風景等、広く写したいならばDP1 Merrill
●背景ボケボケ大好き人間ならば、写す範囲は狭くなるがDP2 Merrillの方がボケやすい。
かなーと。

潔い? カメラ

あくまで評判やレビューでしかないのだけれども、Merrillはコンパクト故にどうもバッテリーの持ちがよろしくないらしい。
ま、フラッグシップ機と同じセンサーや回路をこのコンパクトなボディーに詰め込んでいるのだから仕方ないと言えばそうかもしれないのだけれども・・・。

バッテリーの持ちが悪いため、バッテリーを大型化して結局ボディーも大型化すれば解決するんだろうけど、そこはシグマは斬新なアイデア(アイデア?)でこの対策をしていたりする。
その方法として

「バッテリーが2コ」付いて来ます。

イカす。バッテリーが切れたら変えればいいじゃん。と言う発想。
2個あるから、容量2倍!
この単純明快な答え、嫌いじゃないぜ?

Merrillは買いか否か

個人的にはコンパクトカメラの最大の魅力って言うのは「機動性の高さ」と思っているところがあって、旅行先にまでわざわざ大きな一眼レフ持って行くの面倒とか、せっかくのシャッターチャンスだったのに、カメラの用意の間で終わってしまったとか経験しているわけで、そこら辺コンパクトカメラだとすぐに取り出せてすぐにシャッター切れるっと言うのは大きな利点だと思う。

特に荷物を出来るだけ増やしたくない遠出の際や海外旅行においては、コンパクトでありながら高い品質によって、かなり重宝できるんじゃないかなーと思っていたりする。

是非持つべき! と言えるような価格ではないし、同価格ならデジタル一眼レフお勧めするかなーってところだけど、「高性能コンパクトカメラ」に絞って考えるなら、頑張って購入してみる価値は十分にあると思う。
ちなみに僕は欲しい。

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